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男には価値がわからない?

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カレー染みがおちる洗濯機

家電大手パナソニックがインド市場向けにカレーによる汚れも落とせる洗濯機を開発、販売を開始するという。
24日の朝刊各紙で報じられている。

インド各地で好まれているカレーの成分を調査し、しつこい汚れを落とすのに最適な水温や水流、時間を研究するなどして2年かけて開発した。―読売新聞東京版

紙面をめくりながら、これぞ使い手の側に立った商品企画だなあと感心してしまった。
周知のとおり、日本の家電業界は有力市場のアジア市場で出遅れている。必要のない機能が多すぎて価格が高いのが原因だとされている。
どうして消費者のニーズとあわない商品ばかり企画されるのかというと、家電メーカーの社員は仕事ばかりで家事は奥さんにまかせっきり。会社にこもって机上の空論をこねくりまわしているだけだからだという。
そういえば、数年前に量販店で見かけた洗濯機を思い出す。頼もしい店員に聞いたところ、その洗濯機はスマホと連携して洗濯物の重さを正確に表示し、必要な線材料を計算してくれる機能がついているというものだった。
「そんなことより、自動で洗剤を入れてくれる機能はないのか?」と私が聞くと、店員は苦笑いしきりだった。

男には価値がわからない

住宅業界も家電を笑えない実例がたくさんある。
大手マンション建設会社で内装設計を担当していた女性に聞いた話では、キッチンの使い勝手についてわかる男性の同僚がいなくて説明に苦慮したという。
例えばキッチン下の収納を奥にある鍋を取り出しやすいようにスライド型を提案したが全く反応がない。料理をする営業マンがいないため、モデルルームでもスライド機能については触れずじまいだったという。
「マンションは男が造って、男が売って、買うのは女」という時代だったという。
結局、スライド機能によって1回の料理するごとに何分間短縮できるかを計測して、1年間で何十時間の削減になるかをパンフレットに盛り込んだら、営業マンはいきいきと売ってくれたという。

トイレ掃除をしたことがないオーナー

賃貸住宅でも入居者目線を持つのは本当に難しい。
ある時、管理会社の社員がオーナーと一緒にリフォーム計画を考えていた時のことだ。トイレに物がおける棚を設けてはいかがと提案したところ、「なんのために?」とオーナーに真剣に聞き返されたという。
当然、トイレットペーパーや掃除道具を置けるようにとの考えだったのだが、オーナーはトイレ掃除の経験はおろか自宅のどこにトイレットペーパーがしまってあるかも知らなかったという。
「トイレ掃除から説明するんですから、大変ですよ」社員のため息は深かった。

そういえば1000文字ほどの、このコラムも文章が長すぎるというお叱りをいただくことがあった…


住宅コラムニスト

西条阿南

新聞社を経て、フリーランスの記者、編集者として活動。
経済誌や週刊誌などに幅広く記事を執筆中。
8年間で5回の引越し経験があり、入居者目線で鋭く意見を発信する。

お申し込み・お問い合わせはハプティックまで

賃貸住宅では従来リフォームの設計、施工、入居者募集は別々の会社より提供されていますが、ハプティックでは、リノベーションの設計、施工を「TOMOS」、リノベーション後の入居者募集を「goodroom」により、ワンストップで提供することでオーナー様の空室解消や家賃下落に対する不安を解消し、築古賃貸不動産のバリューアップを行っています。工事のご相談はお電話・お問い合わせフォーム(こちら)よりお気軽にお知らせください。

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