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【2023年最新】子育て世帯向けリフォーム・リノベーションで最大100万円補助|条件・メリット・デメリットは?

リノベーションをするにあたって最も気になるのが施工費用。
グッドルームへお問い合わせいただくオーナー様からも、リノベーションを実施して「家賃アップしたい」「空室解消したい」「物件価値を上げたい」とさまざまなお悩み相談を頂きます。
しかし、費用がネックとなり諦めてしまうオーナー様も少なくありません。そんな時に是非活用したいのが、賃貸住宅でも利用可能な最大100万円支給の子育て補助金制度です。こちらの補助金制度について詳しくご紹介していきます。

子育て支援型共同住宅推進事業リノベーション

 

1.リノベーションの子育て補助金制度ってなに?

子育て補助金制度とは、国土交通省が管轄している「子育て支援型共同住宅推進事業」の一環です。
子どもの事故防止や防犯対策を考慮した共同住宅(賃貸住宅および分譲マンション)の改修や、
子育て期の親同士の交流機会・居住間のつながりや交流を生み出す取り組みを実施するオーナー様に対する支援制度です。
また、0歳〜6歳の子どもの事故発生場所は、約4割が住宅となっているため、未然に事故を防止する目的でもあります。

補助額は1戸あたり、最大100万円(補助対象工事費(税抜)の3分の1まで)で補助対象事業は以下の2つの取り組みです。

  • (1)子どもの安全確保に資する設備の設置に対する補助
  • (2)居住者等による交流を促す施設の設置に対する補助

今回は(1)子どもの安全確保に資する設備の設置に対する補助について詳しくご紹介していきます。

2.補助金の適用条件は?

①賃貸住宅の入居者(世帯)又は分譲マンションの居住者が、小学生以下の子どもを養育している子育て世帯であること。
妊娠中は対象外になりますので、ご注意ください。

②募集開始から3ヶ月間は子育て世帯に限定して入居者募集を行うこと。
もし、募集開始から3か月以上経っても入居者を確保できない場合は、子育て世帯以外でも入居可能です。

③住戸の専有部分が壁芯面積40㎡以上であること。
子育て世帯に適した広さのお部屋でなければいけません。

④対象住戸を含む建物は下記新耐震基準に適合していること。
下記のいずれかをクリアしている建物が条件です。
・1981年6月1日以降で建築確認を受けている建物
・耐震性能証明ができる建物

詳細はこちらをご覧ください。
国土交通省HP https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000127.html

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3.補助金制度のメリット・デメリット

実際に補助金を活用する前にオーナー様にとってのメリット、デメリットをご紹介します。

メリット

・費用負担が少なくなり、返済も不要

補助金を活用する際の大きなメリットになるのが「返済不要」ということです。
広いお部屋ほど費用はかかってしまうため、補助金を活用して少しでも費用を抑えたいですね。

・手間がかからない

グッドルームへご依頼いただく際は申請等の面倒な手続きは弊社で全て対応するため、オーナー様の負担がありません。特に補助金の書類提出は複雑で、オーナー様一人でご準備いただくのは大変な上、施工業者から書類を回収するのにも時間がかかってしまうことも多いです。
そういった煩雑な手続きはすべて弊社で代行させていただきます。
※代行手数料等の別途費用はいただきません。

・よりグレードの高いリノベーションができる

同じ予算でも、よりグレードの高いリノベーションが可能になるため、設備のグレードアップやリノベーション箇所の追加などを通じてさらに物件をバリューアップできます。その結果、さらに大きな賃料アップが期待できます。

デメリット

・申請に時間がかかる

申請等の手続きは弊社で全て対応可能ですが、委任状・登記簿・身分証明書などの必要書類についてはオーナー様からグッドルームへのご提出が必須になります。

・完工後、入居者条件に縛りがある

適用条件の2つ目に記載がある通り、募集開始から3ヶ月間は子育て世代(出生後〜小学生を養育している世帯)に限定して入居者募集を行うことが必須となるため、募集要項が一時的に限られてしまいます。

・定期調査報告の提出が必要

完工から10年間は年1回の調査報告書をオーナー様から提出が必要です。調査書類が届きますので必要事項を記載の上返送いただく流れです。
相続や売却する際は所有者変更の届出を出して引き継ぎを行う必要がありますのでご注意ください。

4.申請から給付までの流れ

次に申請から給付までの流れをご紹介します。

子育て支援型共同住宅推進事業における補助金受け取りまでのスケジュール

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5.施工実績・事例

弊社ではこちらの制度をイチ早く活用し、北九州市にある築37年の鉄筋コンクリート造のマンションをリノベーションしました。

事例①

子育て支援型共同住宅推進事業のリノベーション

子育て支援型共同住宅推進事業のリノベーション
(左:リノベーション前の図面、右:リノベーション後の図面)
こちらの物件は広さ63.36㎡のRCの建物です。

補助金の適用条件を基に下記の施工を実施いたしました。
①間取り変更・段差解消
3LDKから2LDKに変更し、子どもを見守れる広いリビングに
②対面キッチン
キッチンは対面とし、チャイルドロック付きののコンロを設置
③洗面所はクッションフロアに
子どもの転倒防止のために、水に濡れても滑りにくい仕様に
④サッシは防犯仕様
転落防止のために掃き出し窓に補助錠を設置し、ガラス面には防犯フィルムを貼付
⑤玄関ドア
子どもの鍵開け防止策として、玄関ドアには補助錠を設置
⑥建具交換
不慮の事故を防ぐためリビングから廊下/玄関へのドアはドアクローザーのレバーハンドルへ変更等

お風呂等の水回りは状態が良かったため既存設備をそのまま活用し、キッチンやトイレを新しく交換しました。
その結果、子育て支援型共同住宅推進事業により、100万円の補助金を活用できました。

物件詳細

■建築年: 1985年(築37年)
■総階数: 地上6階
■構造 : 鉄筋コンクリート造
■間取り: 3LDK(2部屋施工)→2LDK
■平米数: 63.36㎡
■所在地: 福岡県北九州市
■入居開始予定日:7月上旬
■施工費: 子育て支援型共同住宅推進事業により、100万円補助を活用しました

事例②

子育て支援型共同住宅推進事業のリノベーション

子育て支援型共同住宅推進事業のリノベーション

①間取り変更・段差解消
2LDKから1SLDKに変更し、光をしっかりと差し込み、子どもを見守れる広いリビングに
②対面キッチン
シンク前面を開口し、キッチンからリビングを見渡せるように
③洗面所はクッションフロアに
子どもの転倒防止のために、水に濡れても滑りにくい仕様に。独立洗面台は既存活用です。
④防犯フィルムを貼付
不審者侵入防止のために、ガラス面には防犯フィルムを貼付
⑤建具交換
不慮の事故を防ぐためリビングから廊下/玄関へのドアはドアクローザーのレバーハンドルへ変更等
⑥サーモスタット水栓火傷防止カバー
子どもの不慮の火傷防止のためにサーモスタット水栓火傷防止カバーを浴室交換と同時に設置

独立洗面台は状態が良好だったことから、既存活用しております。
また、3ヶ月間は募集制限があるため、付加価値として、子育てしながらも在宅ワークに集中できるワークスペースを新設しました。
結果、子育て支援型共同住宅推進事業により、100万円の補助金を活用+家賃6万円アップで入居申込に成功しました。

>>>施工事例209:費用を抑えるために補助金を活用してリノベーションしたい

物件詳細

■建築年: 2007年(築16年)
■総階数: 地上階
■構造 : 鉄筋コンクリート造
■間取り: 2LDK→1SLDK
■平米数: 56.73㎡
■所在地: 東京都豊島区
■入居開始日:23年3月
■施工費: 約500万円(子育て支援型共同住宅推進事業により、100万円補助を活用しました。)

6.よくあるご質問

お客様からよくいただくご質問と、その回答をご紹介いたします。

Q1. 申請はどれくらいの期間がかかるのですか?

申請(事前審査含む)から着工までに最短で約1ヶ月ほどお時間をいただいております。
着工から完工までは1.5ヶ月〜2ヶ月となるため、全体のスケジュール感として約3ヶ月程度必要になります。余裕を持ってご相談いただくことがおすすめです。

Q2.補助金はいつ振り込まれるのですか?

完工後、弊社が提出する完了報告書の審査通過後の翌月末に国土交通省よりオーナー様の口座に振り込まれます。

Q3. 申請書類は何が必要ですか?

下記書類をご準備頂く必要があります。
【オーナー様にご準備いただく書類】
・身分証
・新耐震基準に適合していることを証する書類(建築確認済証の写し又は耐震性能証明書等)
・登記全部事項証明書
・委任状(グッドルームが代理申請を行うため)

Q4. 発注前(契約前)に交付金額はわかるのでしょうか?

はい、ご発注いただく前に事前審査にて交付金額を確認いただけます。
事前審査完了後に補助金の額をご確認いただき、問題なければご発注(ご契約)となります。

Q5. 補助金100万円は降りない可能性もありますか?

補助金対象の工事金額が300万円以下の場合、補助金対象の工事金額の3分の1となりますため、上限の100万円に達しない可能性がございます。
なお、弊社の過去申請の事例にて100万円を満額受給できた事例がございます。

Q6. グッドルームが代理手続きをするにあたって別途費用はかかるのでしょうか?また、どこまで申請手続きの代理を実施してくれますか?

代理手続きにあたっての手数料は一切いただいておりません。
また、弊社で代理手続きを行うのは工事前の申請〜完工までの範囲となり、完工後の定期報告につきましては管理会社様、オーナー様にて実施いただく必要がございます。
完工時には、入居者様や管理会社様に向けて、定期報告のご協力依頼とお知らせを弊社にて行います。

Q7.再募集時も入居者条件に制限がつくのでしょうか?

はい。10年間は入居者の入れ替わりの際に子育て世帯を募集することが条件となります。
この際も3ヶ月以上の間、入居者を確保できない場合は子育て世帯以外の者を入居させることができます。

Q8. 相続する場合はどうなりますか?

相続する場合でも必要な書類や対応事項は特段変わりありませんが、定期報告が必要な10年間の間に物件の所有者が変わる場合は、所有者変更の届出を出して引き継ぎを行う必要がございます。
こちらはオーナー様ご自身でのご対応となります。

Q9. この補助金制度はいつまでですか?

申請手続き最終締め切りが令和5年2月28日までとなりますが、予算に達し次第締め切られてしまいます。
2023年6月12日〜より再募集が決まり、申請手続き最終締め切りが2024年2月29日(木)までとなりました!
リノベーションを考えてはいるけれど、これまで中々踏み切れなかったという方は、是非一度ご相談ください。


最大100万円の補助が受けられる子育て補助金制度。補助金制度の目的や政策背景についても理解し、それに沿った施工を行って事業の推進に貢献しつつ、物件の付加価値を高めていくことが重要です。
・事故防止や防犯対策などの子どもの安全・安心に資する住宅の新築・改修
・子育て期の親同士の交流機会の創出のため、居住者間のつながりや交流を生み出す施設の設置

その他、補助金やリノベーションについてご不明点があれば下記よりお気軽にお問合せください。
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