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きれいな無垢床を長く楽しむためのメンテナンス方法

木本来の質感を味わうことができ、憧れる方も多い無垢床。
しかし一方で、すぐに傷がつく、メンテナンスが大変というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
たしかに、クッションフロアやフロアタイルなど他の床材と異なり、無垢材は多少の注意が必要です。

しかし、過度に気を使う必要はありません。
普段は他の床材のお部屋と同じようにお掃除をし、1年に1回程度、簡単にできるひと手間を加えるだけで、きれいな無垢を長く楽しむことができます。
今回は、無垢床のお手入れ方法をご紹介します。

毎日のお手入れ

無垢床の掃除方法

毎日のお手入れでは他の床材と同じように、掃除機やフローリングワイパーなどを使ったお掃除を行っていただけます。
ただし無垢は水分に弱く、水分を含ませたまま放置してしまうと変色や腐敗に繋がってしまいますので、拭き掃除には注意が必要です。

具体的には、
・床を拭く場合には乾いた雑巾を使用する
・頑固な汚れがある場合には、雑巾を固く絞ってから拭き取る
・水をこぼしてしまった時にはすぐに拭き取る
ことを心がけてください。

また、洗濯洗剤や重曹などアルカリ性の物質も無垢床の変色を起こしてしまいます。
万が一、床にこぼしてしまった場合は、すぐにお酢(酸性の洗剤でもOK)を掛け中和させることで改善できる場合があります。

水分とアルカリ性物質、この2つに気をつけていただければ、後は特別な作業なしに過ごしていただけます。

年に1度のお手入れ

グッドルームでは、天然木ならではの質感をお楽しみいただくために無垢床の表面の仕上げとして、オイルを使用しています。
半年〜1年に1回程度、油分を足してあげることで、汚れの防止効果を取り戻し、艶が蘇るためより長く美しい無垢床を楽しむことができます。

オイルは、“無垢床用の保護オイル”や食用としても使用される“グレープシードオイル”“蜜蝋ワックス”をご使用ください。

グレープシードオイルは、身近にあるスーパーですぐに手に入り、無味無臭なので無垢床のメンテナンスに適しています。
雑巾で薄く伸ばして塗布し、塗りすぎてしまった場合には乾いた布で拭き取ってください。

グレープシードオイルでの仕上げよりも、深い色合いに仕上げたい場合にオススメなのがミツバチの巣から作られる「蜜蝋ワックス」です。
カーワックス用のスポンジでしっかりと伸ばした後、乾いた布で拭き取ります。

なお、フローリング用ワックスやウレタン塗装を行うと、無垢床の質感が損なわれ、木材の呼吸を妨げてしまいますので控えてください。
また、塗り過ぎは黒ずみの原因になるため注意しましょう。
ご不安な場合は、グッドルームへご依頼/ご相談いただくことも可能です。

浅い傷の修繕方法

傷は、やすりがけやウッドパテで埋めることでほとんど目立たなくなります。
軽度な引っかき傷等であれば、この方法で修繕ができます。

無垢床の修復
(左:修復前の無垢床 右:修復後の無垢床)

深い傷やカビの修繕方法

紙やすりやウッドパテでの修復が難しい場合は、電気サンダーという機械で表面を削ったり、シミ抜きを行います。
グッドルームで採用している無垢材は厚みがあるため、3〜4回は表面を削ることができます。

この方法でも改善されない場合は、部分的に張り替えを行います。
グッドルームでは5000件以上の施工を行っていますが、張替えが必要になるケースは年に数件程度とさほど多くありません。
たいていの傷は、表面を削り、シミ抜きを行うことで修繕できます。
 


いかがでしょうか。イメージよりもずっと手軽だったのではないでしょうか。
主に水分にさえ気をつけていただければ、あとは他の床材のお部屋と変わりなくお過ごしいただけます。

木本来の質感とあたたかみを感じられる無垢床。
グッドルームでは無垢床を使用したリノベーションをご提供しております。
ぜひ実際の施工事例を確認してみてください。

 


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